セ首位の広島、交流戦は鬼門中の鬼門も…左右エースが負のデータを覆す?
黒田は本拠地で今季4勝、昨年の交流戦はソフトバンク相手に快投
他球団のスコアラーは「今年のジョンソンは昨年よりもいい。直球の球威も、変化球のキレも増している。パ・リーグの打線も苦労するんじゃないか」と証言する。初戦を取れば、2戦目を予定する野村、3戦目の九里への負担も軽くなるはずだ。
ロッテの次はパ・リーグを独走するソフトバンクとホームで3連戦。ソフトバンクにも通算で14勝30敗1分と苦戦が続くが、初戦の3日に先発が予想される黒田は今季ホームのマツダで5戦4勝と無類の強さを見せている。ソフトバンク戦も昨季6月12日に投げて8回無失点で勝利投手に。交流戦も3戦3勝と相性が良かった。
これまえでの負の歴史を繰り返してしまうのか。はたまたパの上位をたたいて快進撃を続けるのか。最初の6連戦の戦いぶりで、その先が見えてきそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count