ロッテ・ナバーロが衝撃の一発 伊東監督もあ然「あそこまで飛ばさなくても」
ナバーロ「自分でもびっくり」
伝説のスピーカー直撃弾を彷彿とさせるアーチは、ナバーロにとって、不振脱出へこれ以上ないカンフル剤だ。何しろこの日も初回、3回とジョンソンのカットボールに空振り三振。日本に来て「これほど内角を攻められるとは思っていなかった」とフラストレーションをつのらせていた。
韓国で48本塁打の実績を引っ提げての登場も、守備ではミスを連発。厳しい内角攻めに自分のバッティングをさせてもらえず、打率も2割そこそこで、伊東監督も「本当に韓国で40本も50本も打ってたのかとベンチで言ってた」。
まさに監督の声が聞こえたようなアーチで「自分でもびっくりしているが、最後の打席をきっかけにしたい。最高の強いスイングを心掛けている」とナバーロ。お騒がせ男がようやく覚醒しそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count