ダルビッシュ、降板前に「まだまだ」伝える 指揮官は「究極の闘争心」と称賛
指揮官は称賛、「『もう1人行きたい』と意思表示したのはいいこと」
さらに、「前回ほど調子がいいわけではない」というダルビッシュは、6回途中3失点という内容に不満だった様子。「降板した時は6回途中3失点かと思ったけど、あとからマリナーズ打線はめっちゃ調子いいって聞いて『今日めっちゃ俺よかったんだ』って」と、右肘靱帯再建手術から復帰後2戦目ながら妥協を許さない闘争心を見せたことにも、記事では言及している。
レンジャーズのバニスター監督は、ダルビッシュ降板時の様子を振り返り、「彼がボディランゲージで『もう1人行きたい』って意思表示したのはいいこと。(中略)マウンド上では究極の闘争心を持っている。奮闘しながら、もう1人対戦したいと訴える。我々はその闘争心が好きだし、その闘争心を必要としている」と頼もしそうに語ったという。
以前から負けず嫌いで知られるダルビッシュだが、手術からリハビリを乗り越える過程が、その闘争心にさらに磨きを掛けたのかもしれない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count