阪神原口は将来「恐ろしいキャッチャー」に!? 現時点での課題は何か

「釣り球」の使い方に問題点も、「すべて覚えた時には恐ろしいキャッチャーに」

 経験を積みながら、応用力を磨くことが、これから原口に必要になってくることは間違いない。その課題は、リード面のある傾向からも見て取れるという。

「あと、原口は高めの釣り球が好きですね。ただ、誰彼かまわず(釣り球を)いってしまう。高めの釣り球は、空振りを取ろうとしたら、しっかり振ってくれる選手に効くものです。でも、原口は中日の大島みたいな選手にも(釣り球で)いってしまう。だから、それが少し低くなって、打たれてツーベースとか、そういう場面をよく見ます。釣り球を使う相手の選び方を覚えていかないと。(バットに)当てにいくタイプは、高めに投げても空振りしてくれませんからね」

 場面、状況に応じたリードを出来るようになるか。やはり、原口の課題は「山積」だと言えそうだ。

「先乗りのスコアラーさんの資料と、それに目を通したピッチングコーチ、バッテリーコーチの考えの中で(リードの)方針が出たら、そのとおりにしかまだ出来てない。バッテイングが良いおかげで、試合に出続けられるわけだから、これをいいチャンスにして成長していかないといけない。せっかく(阪神バッテリーコーチの)矢野さんがいるわけだから、いいことをたくさん教わっているはずなので、どんどん身にしていけばいい。覚えることはてんこ盛りです。ただ、それをすべて覚えた時には、恐ろしいキャッチャーになっているかもしれませんね」

 スケールの大きさはすでに見せつけているだけに、今後への期待も大きい。原口は日本を代表する捕手になれるのか。今季、正捕手として過ごす時間が、24歳の未来を左右することになりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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