日ハム栗山監督、15三振にも手応え「追い込まれてもバットが振れる」
指揮官は1番西川を評価「状況に応じた打撃。次の打者に与える影響はすごくいい」
中でも評価したのが1番でスタメン起用した西川遥輝だ。5打数1安打だったが、1点リードの3回先頭では右前安打を放ち、この回に2点を奪う攻撃の起点となった。
「(西川)遥輝も状態はすごく良くなってきた。状況に応じた打撃が出来るようになってきた。各打席の中で、『ここは投手に球数を投げさせる』ととか、『ここはしっかりバットを振る』とか。次の打者に与える影響はすごくいい。全てが全ていいわけではないが、仮にやられていても明日につながる打撃だった」
15日からDeNAの本拠地・横浜スタジアムに移す。DeNA先発の2年目左腕・石田健大は5月4戦全勝で月間MVPを獲得。6月に入ってからは2戦2敗だが、ここまで5勝3敗、防御率3.16の好成績を残している。
「今日勝つことで勉強になるし、次に生かしてくれると思っている。野球の中にはミスはあるが、生きるミスだと思う。有原がほぼ完璧な状態で投げてくれた。明日以降に生かせるに頑張ります」
スタメンの30代は34歳の田中賢介だけという若いチーム。チームの躍進には各選手の成長が欠かせないだけに、栗山監督は言葉に力を込めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count