広島鈴木が3戦連続決勝弾、また「最高でーす!」連発 「何で打ててるか…」
同期のプロ初本塁打を「無駄にしたくなかった」、下水流は「『鈴木さん』と呼ばせて…」
17、18日の試合では2戦連続のサヨナラ弾。史上10人目となる快挙だったが、神懸かった打撃はこの日も続き、本人も興奮冷めやらぬ様子だった。
同期の初本塁打も発奮材料となった。2点を追う6回、下水流が代打でプロ初本塁打となる同点2ランを放ち、試合を振り出しに戻していた。鈴木は高卒で、下水流は社会人から入団したが、同じ2013年入団。6学年上の同期の一発に「ずっとかわいがってもらっているので、下水流さんのホームランを無駄にしたくないと持って打ちました」と笑みがこぼれた。
下水流も「今まで頑張ってきてよかったと思います」とプロ初本塁打を振り返ると、「誠也とは同期入団で1年目から凄い選手だなと思っていましたけど、今はもう『鈴木さん』と呼ばせてもらっています」と話し、笑いを誘った。
次々と新たなスターが誕生する広島。圧倒的な勢いは止まる気配がない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count