「かわいくて応援したくなる」!? 話題の西武・台湾人通訳に直撃
通訳をやっていて良かったこと、「テレビゲームの中で遊んでいた人と…」
――袁さんが感じる日本と台湾の野球の違いは?
「日本の野球は、1点を取りに行く緻密なプレーが多いですね。台湾の野球はここ数年、アメリカの野球の影響を受け、力勝負になっている傾向があります。日本の野球にも力勝負のところもありますが、細かい作戦、プレーは世界一だと思います。応援もだいぶ違いますよ。台湾の応援は賑やかです。ベンチの真上でやっています。熱いファンが多いので、盛り上がりますね」
――通訳をやっていてよかったことは?
「憧れの人と日々生活していることです。それを最初に感じたのは、台湾プロ野球の仕事をしているとき、高津臣吾さんを担当した時です。台湾の空港へ迎えに行き、入団会見にも同席しました。子どもの頃、テレビゲームの中で遊んでいた人と一緒に生活している。不思議な気持ちでした」
――今後の夢は何ですか?
「野球がやりたいです。キャッチャー、ファーストをやっていたのですが、打てないし走れないから、試合に出たことはなく、ベンチ担当でした(笑)。ベンチの前で素振りをやって、相手チームに『代打が出るかも』と思わせていました」