『覚醒中』SB城所が交流戦MVP 賞金は両親へのプレゼントとサプリメント代に
一番印象に残ったのは2打席連続弾、「監督から『帰り、気をつけろ』と」
しばらくはベンチで「待機中」の定位置に落ち着いていたが、5月18日の北海道日本ハム戦で代打3ランを放って以来、打撃が開眼。12年で本塁打1本だった男が、ここまで阪神戦での満塁弾を含む6本の本塁打を記録するまでになった。交流戦で一番印象に残っている試合は、2打席連続で2ランを放った6月12日の巨人戦だという。
「あれはお客さんも、監督・コーチも、ベンチの選手もびっくりしたと思います。監督からは『帰り、気をつけろよ』と言われました(笑)。自分が打ったんじゃない、誰かが打ったような、そんな感覚でした」
賞金200万円の使い道について問われると「父の誕生日がもうすぐ(28日)なので、両親に何かプレゼントしたい」と一言。その後、「これから長く野球をやりたいので、サプリメント代に当てたいですね」と続けた。
「ボクはまだそういうサプリの知識が少ないので、監督にいろいろと話を聞いて勉強しようと思います。一度『高い方が効くんですよね?』って聞いたら、『バカか』って言われました(笑)」