四国IL選抜が接戦制し3連勝　北米遠征6勝5敗、8試合残し昨年の勝ち星に並ぶ

選手のコメント、垂井は盗塁阻止に「あれも大きかった」

◯中島輝士監督

「3連勝だね。でも、あんまり気にしないほうがいいよね。今日は原田（宥希・香川オリーブガイナーズ）がよく投げた。キャンナムリーグにはサイドスローがあまりいないので、スライダーもシンカー気味に落ちるツーシームも有効でしたね。しかも短期決戦なので各チーム１回しか当たらない。彼にはまた次の試合に向けてうまく調整してほしいと思います。先発陣が6回、7回まで投げてくれれば、今はリリーフ陣がしっかりしているので勝負になる。最少失点で抑えたという部分も含めて、カナダ・ラウンドの最初としては最高の出だしだと思います」

◯原田宥希投手（香川OG）

「（7回1失点で2勝目）長いイニング投げる中でどれだけ球数を少なくできるかというのを考えていました。初回は抑えたんですけど2回、3回にちょっとバタバタしたかなあと思います。もったいなかったですね。（3回、暴投での1失点も）防げる失点だったと思うので。そこをどれだけなくせるかです」

◯平間隼人投手（徳島IS）

「今日は相手ピッチャーのテンポが早かったので『追い込まれたら、ちょっとやっかいかな』と思いました。2回表1死一、二塁の場面も『ランナーおるし、初球からどんどん行ってもいいかな』と。それがたまたま二塁打になりました。打ったのは真っすぐです。昨日、10時間の移動でちょっと朝は体がダルかったんですけど、試合に入ったらそんなに支障はなかったです。

◯垂井佑樹捕手（徳島IS）

「原田（宥希・香川オリーブガイナーズ）は細かく投げ分けられるタイプじゃないので、彼の強い球をストライクゾーンのなかで散らせて行くことを心掛けました。そうすると、相手も打ち損じをしてくれる。加えてテンポだけを意識してリードしました。だから試合のテンポもだいぶ速かったですね。原田のスライダーは横から出て、さらに曲がって行くので、みんな分かっていても手が出ちゃう感じでした。（9回裏1死一塁で二盗を阻止）あれも大きかったですね」