北米遠征中の四国IL選抜、2試合連続サヨナラ負け 4連敗で6勝9敗に
「7勝目」へ生みの苦しみ、エース正田が2回までに4失点
四国アイランドリーグplus ALL STARSとトロワリヴィエール・エーグルスとの3連戦第2戦は、現地時間6月25日18時5分(日本時間6月26日7時5分)よりカナダ・ケベック州のスタッド・フェルナンド・ベタールで行われた。結果は4-5の2試合連続サヨナラ負けで4連敗。通算成績は6勝9敗となった。
負の連鎖は今日も止めることはできなかった。連敗を止めるべくトロワリヴィエール・エーグルスの3連戦第2戦のマウンドに登ったのは正田樹(愛媛マンダリンパイレーツ)。だが、勢いに乗るトロワヴィエール・エーグルス打線を止めることができない。初回に3連打を浴び無死満塁のピンチを招くと、押し出し四球で先制を許す。さらに2回裏にも、被安打3本、2失策などが絡み一気に3失点。2回裏で4点のビハインド。誰もが大敗を覚悟する展開である。
だが「カブキJAPAN」は5回表、この試合から先発復帰した7番・河田直人(高知ファイティングドッグス)が右横線を破る二塁打。続く鶴田都貴(愛媛マンダリンパイレーツ)も初球を打って左前適時打とすると、1死二、三塁から2番・林敬宏(愛媛マンダリンパイレーツ)の内野ゴロと、2死三塁から3番・松澤裕介(香川オリーブガイナーズ)の振り逃げで3-4。一気に試合の趨勢は彼らに傾く。