北米遠征中の四国IL選抜に厚い壁…3試合連続サヨナラ負けで5連敗
中島監督は「これぐらいのところをしっかり抑えないとNPBには行けない」
◯中島輝士監督
「正直言ってトロワヴィエール・エーグルスのレベルが上。ケベック・キャピタルズと同じように上位打線は特に形を崩されない。しかも、あれだけ振れるってことは、タイミングもしっかり取れているということ。あれを見てウチのバッターもしっかり勉強しなければいけない。ピッチャーもまだ少し力不足だけど、それも打たれて勉強! 抑えて勉強より打たれて勉強だと思いますよ。上には上がいる中、これぐらいのところをしっかり抑えないとNPBには行けない。だから、この北米遠征で経験を積んでから、もっともっと成長してほしいと思います」
◯福永春吾投手(徳島IS)
「立ち上がりさえしっかり上がれれば、なんとか乗って行けるかなと思っていました。序盤をしっかり投げ切れたのが、前回の反省を踏まえて一番良かった点ですね。ただ、4回裏は2死ランナーなしの場面でしっかり切れたら良かったんですけど、向こうもしっかり打ってきました。ここを抑えることが今日、一番大事だったと思います。少し単調になった部分もありました。(5回101球、3失点で降板)中盤では球数も増えてきたし、暑さで体力を削られた。マウンドも暑かったです。久々の暑さでした。気持ちとボールをどうコントロールして行くかが難しかったですね」
◯松澤裕介外野手(香川OG)
「(3打席連続安打で2得点も)最後はウチとトロワヴィエール・エーグルスとの力の差が出ました。個人の力の差を見せつけられました。僕は最終回1点ビハインドだったら1人で決めようとしない。しかし、彼らは個人の力でどうにかしようとする。プラス、その個人でどうにかできる力があるっていう部分に差を感じましたね。(6勝10敗で残り4試合)これ以上負けられないし、1つでも負けたらもう負け越しが決定するので、なんとか初回にチャンスを作ってもらって、僕が先制できるように。大事なところでどんどん打っていきたいと思います」
(記事提供:独立リーグドットコム)
独立リーグドットコム編集部●文