いよいよ夏本番 高校野球夏のプロ注目、各地区の逸材は?
“九州ナンバーワン投手”&196センチ長身右腕も…
【中国・四国】
○アドゥワ誠投手(愛媛・松山聖陵)
なんといっても魅力は長い手足。身長は196センチで、高いリリースポイントから角度のある球を投げる145キロ右腕。ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ。身体能力は高く、この夏の大会でどこまで成長できるか。中国地区ではセンバツでも好投した岡山・創志学園のエース右腕の高田萌生投手、島根・開星の吉川貴大ら好投手がそろう。
【九州】
○太田龍(鹿児島・れいめい)
強豪私立を倒すために地元の学校に進学した剛腕が、九州ナンバーワン投手と呼び声が高い。練習試合にもスカウトが10人近く集まることもあった。150キロ近いストレートは非常に魅力だ。その他にも宮崎・都城の山本由伸投手はストレートの最速151キロ。熊本・秀岳館の大型捕手・九鬼隆平も将来はチームの中心になれる存在。172センチの左の浜屋将太投手もヤクルト石川のようにはまれば面白い。福岡大大濠・浜地真澄投手、同じく福岡の九産大九州の岩田将貴投手も好右腕でスカウトがチェックする。すでに沖縄大会では敗戦してしまったが沖縄・石川高のタイシンガー・ブランドン大河投手も有力候補だ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count