四国IL選抜がキューバ代表に2点差敗北 監督&選手が得た課題と手応え
手応えつかむ選手も「全体ではキューバ代表との差はさほどない」
○中島輝士監督
「失点が全てもったいない失点だった。形としては悪い点の取られ方、残念です。それがなかったら、勝敗はどうなっていたか分からなった。そこは結果論になってしまいますが。それでも8回裏は0対4からよく3点獲ってくれた。北米遠征で最後までみんながあきらめないで、しっかり自分たちの野球をやってくれたことに敬意を表したいと思います」
○宗雪将司外野手(主将・香川OG)
「キャンナムリーグのチームは『真っすぐ、真っすぐ』というピッチャーが多かったですけど、キューバは打者が有利なカウントでも変化球を投げて来たり、あるいは、変化球が打てないと思ったら変化球中心で来たり。非常にレベルの高い野球をすると思いました。あとは打者の打球音。当たったときの音がすごいものがありました」
○加藤次郎内野手(香川OG)
「(8回裏に追撃の右中間適時二塁打)正直、全体ではキューバ代表との差はさほどないと思いました。ただ、その中で大きな差があると思ったのはスイングスピードです。北米遠征では内野が天然芝のグラウンドに最初は苦労しましたし、あとはストライクゾーンの広さにも戸惑いはありましたが、最後は順応できたと思います」
○佐藤宏樹投手(愛媛MP)
「(6回表に5番手で登板し三者連続三振も)今日は最後のバッター(1番)だけはちょっといけません。三振を取る前のスライダーがファールになったボールと、最後の真っすぐです。三振を取ったストレートは本当は次のフォークへの布石とするためにボール球を投げたかったんです。そこに投げ切れず入っちゃったところが課題ですね。結果としてはミノサン(見逃し三振)でしたけど……」
(記事提供:独立リーグドットコム)
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独立リーグドットコム編集部●文