【セ・リーグ】6月MVPは野村&山田 月間“ベストナイン”はこの9人!

広島鈴木は神がかり的打撃、DeNA筒香も主砲の役割

【外野】
◯福留孝介(阪神)
20試合出場、打率3割3分8厘、0本塁打、7打点

 25日の広島戦(マツダスタジアム)の6回に二塁内野安打を放ち、日米通算2000本安打を達成した。1999年の中日入団からプロ18年目での大台到達。6月は打撃好調で、月間3度の猛打賞、2安打以上を7試合でマークした。本塁打、打点は伸びなかったが、月間リーグ2位の高い打率をマーク。月間26安打はリーグ5位タイだ。

◯鈴木誠也(広島)
21試合出場、打率3割2分9厘、4本塁打、14打点

 5日のソフトバンク戦(マツダスタジアム)では5打数5安打。17日からのオリックス3連戦(マツダスタジアム)でサヨナラ、サヨナラ、勝ち越しと3試合連続V弾。神懸かり的な打撃を見せ、セ・パ交流戦の「日本生命賞」を受賞した。月間打率はリーグ3位、月間本塁打は5位タイ、月間14打点は4位タイ、月間26安打は5位タイだった。

◯筒香嘉智(DeNA)
22試合出場、打率3割5厘、4本塁打、16打点

 4日のロッテ戦(横浜)で13号3ラン、14号ソロで1試合4打点。15日の日本ハム戦(横浜)から2試合連続アーチを放った。月間16打点はヤクルト・雄平と並びリーグ2位タイ。月間打率7位、月間本塁打5位タイだった。

 選出外となったが、中日・大野雄大は3勝1敗、月間リーグトップの防御率0.84をマーク。阪神・メッセンジャーも3勝1敗、防御率1.24と安定した投球を見せた。抑えでは広島・中崎翔太が11試合登板、1勝1敗、月間リーグトップタイの6セーブをマークした。

 野手では巨人・長野久義がリーグトップの30安打を放ち打率3割2分3厘をマーク。ヤクルト・雄平は打率2割5分ながらも、リーグ2位タイの16打点をマークした。

 オールスター前のラストスパートにさしかかってきた。広島の独走が続くのか、その広島に待ったをかけるライバルが出現するのか。各選手の奮闘に期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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