日ハム栗山監督、本塁打競争優勝の大谷に“不満”!? 「何が足りないか…」
ホームランダービー初出場で初優勝も…「度肝を抜く感じはなかった。いつもと違う」
日本ハムの栗山英樹監督が、15日「マツダオールスターゲーム 2016」第1戦(ヤフオクドーム)のホームランダービーで初優勝を飾った大谷翔平投手を厳しく評価した。
投手登録ながら、ファン投票で選ばれプロ4年目で初参加。大谷は準決勝でヤクルト山田哲人を6-5で退けると、ソフトバンク柳田悠岐との決勝では、あと1アウトで敗戦が決まるところから2連発で3-2。昨年トリプルスリーに輝いた2人を破っての初優勝を決めた。
周囲が騒然とするホームランショー。ファンの視線と大歓声を独り占めにしたが、栗山監督には物足らなかったようだ。
「見事?普段の打撃練習のように度肝を抜く感じはなかった。いつもと違う感じだった。何が足りないか分かったと思う」
栗山監督が“不満”に感じたのは、両リーグトップの29本塁打を放っているヤクルト・山田哲人との“差”だ。大谷のシーズン中の打撃練習は左翼方向へ大飛球を描くが、この日アウトになった打球は右翼方向への引っかけての打球が多かった。