MLB公式サイト、イチローとピート・ローズの比較に「無意味」と“終止符”
「疑いなく殿堂入り選手」のイチロー、3000安打到達で更なる高みへ
全盛期には三振率が10パーセント以下で、メジャー最初の11年間のうち、2011年に37歳シーズンで40盗塁を記録するなど10シーズンで30盗塁以上をマークしたという際立ったスピードも紹介。正確な強肩の持ち主であり、「素晴らしいオールラウンダー」だとしている。
今年6月には日米通算安打数でピート・ローズの通算4256安打というメジャー歴代最多安打記録を上回ったイチロー。日米通算での“世界記録”については論争が沸き起こったが、 特集では「ピート・ローズを日米通算安打で抜いたことは忘れよう。無意味な比較だ。だが、イチローは疑いなく北米における殿堂入り選手だ」と、すでに引退後の殿堂入りは確約されていると断定。だが、3000本達成でメジャーの歴史の中でも比類なき高みに到達できると指摘する。
「彼は3000安打に近づく以前から殿堂入りにふさわしい存在だった。3000安打自体は偉大な達成だ。それは球界における真の偉人の一人というイチローの立場を更に強化するものになる」
背番号51は、後世に語り継がれる真の“レジェンド”への道を突き進んでいる。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count