青木宣親、メジャー復帰で1安打 指揮官「身を粉にして取り組んでくれた」
1か月ぶりに昇格果たし即スタメン、「我々は彼を起用する」
マリナーズの青木宣親外野手は20日(日本時間21日)、約1か月ぶりにメジャー復帰を果たし、本拠地でのホワイトソックス戦に「1番・左翼」で即スタメン出場。5回に捕前内野安打を記録し、4打数1安打1四球だった。米メディア「CSNベイエリア」(電子版)は、マリナーズのスコット・サービス監督が「身を粉にして取り組んでくれた」と、マイナー降格後も復調に向けて努力を重ねた青木の姿勢を称賛したことを伝えている。
青木は初回は二直、3回は中直に倒れたが、5回の第3打席で待望の1本が出た。2死走者なしで、キャッチャー前へのヒット。内野安打とはいえ、青木にとっては大きな1本だった。
7回は1点差に迫った直後の1死一塁の場面で四球。チャンスを広げたものの、その後、1死満塁でカノがダブルプレーに倒れて得点にはつながらず。同点の9回2死では左飛に終わったが、チームは延長11回にマーティンが本塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝利を収めた。
記事によると、サービス監督は「我々は彼を起用する。毎日出場させるかは分からないが、間違いなく対右投手には起用し、対左投手に対してもスポットでの起用となっていくだろう」と青木の今後の起用法について明かしたという。