2年目ジンクス感じさせないハム有原、栗山監督が分析する進化の要因
昨年から目標だった2桁勝利、「この時期に達成できたのはうれしい」
被打率は昨季2割7分8厘から今季2割2分6厘に向上。昨季3割3分3厘だった被出塁率は今季2割6分8厘と大幅に改善させている。制球力のアップが進化を要因となっている。
有原「高さ、コース。しっかり投げられれば野手の正面にいくこともある。(制球すれば)本塁打はなかなか出ないと思う。この先も意識していきたいと思います。走者を出しても気持ちを切り替えて。気持ちの面で打者に向かっていけているのがいいのかなと思います」
次回登板は29日のソフトバンク戦(札幌ドーム)が見込まれる。10勝で並ぶソフトバンク・和田との“最多勝対決”となりそうだ。
有原「やっぱり2桁勝ちたいのは去年から思ってましたし、この時期に達成できたのはうれしいです。これから大事な戦いが続くので、勝てるように努力していきたいと思います」
2年目のジンクスを感じさせない投球で、今季4試合登板、3勝0敗、防御率1.67と相性のいい王者・ソフトバンクを撃退。パ・リーグを盛り上げて欲しいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count