イチロー3000安打迫るも、マーリンズ監督は起用法「ノープラン」
42歳の肉体を称賛、「彼には凄まじいトレーニングプランがある
21日(同22日)のフィリーズ戦では主砲スタントンに休養が与えられた影響で、イチローは「1番・ライト」で先発出場。17日(同18日)の敵地カージナルス戦ではセンターのマルセル・オズナ外野手が休養となり、代わりに先発したイチローが3安打と大暴れした。
この日は三振に終わったが、それでも打率は.341とハイアベレージをキープしている。
記事によると指揮官自身、「今イチが成し遂げていることはただただ並外れているんだ。彼の年齢について話題にするが、本当はそうすべきではない。彼をただ見るだけでいい。プレーを見るだけでいい。キース・ヘルナンデスが使っている毛染めを使えば、彼は30歳ぐらいにしか見えないよ」と話しており、かつてカージナルスやメッツなどで活躍した名手を引き合いに出して、イチローの肉体の若々しさを称賛している。
また、「イチは体型を保ち続けている。彼には凄まじいトレーニングプランがあるんだ。彼の能力を見ればいい。走塁や送球、守備、そして打席での姿、年齢は全くもって関係ないんだ」とも語り、イチローに対して絶大な敬意を払っている。それでも、起用法に関してはあくまで若手外野手トリオの状態次第という開幕当初からの方針を貫く様子。22日から始まった本拠地10連戦。どのタイミングで3000安打目が飛び出すか注目だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count