田中将大、白星逃すもNYメディアは高評価「バムガーナーを凌駕した」
ジラルディ監督も中4日での好投に「ほとんど違いは見えなかった」
「田中はマディソン・バムガーナーを凌駕した。だが、ベタンセスがワイルドピッチで7回に失点し、8回2死からミラーが代打マック・ウィリアムソンに同点のタイムリー二塁打を打たれた」
記事では田中の力投をこうレポート。この日は83球を投げ、4安打2四球4奪三振、無失点で防御率3.00となった。
一方、記事ではこの日の試合前まで田中に不安材料があったことを指摘。メジャーで一般的な登板間隔である中4日では計8試合で防御率5.33だったことを挙げ、ここ3試合はいずれも5失点以上と不安定な内容だったことを紹介。一方、中5日では防御率1.05と圧倒的な成績を残していたことにも触れている。
それでも、中4日で臨んだこの日の登板では6回無失点と力投。記事によると、ジョー・ジラルディ監督は「ほとんど違いは見えなかった。もしかすると彼のボールはいつもほどのキレはなかったかもしれない。だが、球速に大きな低下は見られなかった。球種の選択にも変わりはなかった。スライダーやスプリットにも違いはない。大きな違いはなかったね」と語ったという。
田中は勝ち星こそ逃したが、指揮官は鬼門で力投を見せた右腕に光明を見いだした様子だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count