【高校野球】早実を破った八王子が準決勝で創価を下す 悲願の初優勝へあと1勝
27日に甲子園切符かけ決勝
第98回夏の全国高等学校野球選手権西東京大会の準決勝が神宮球場で行われ、八王子が創価を8-6で破り、決勝進出を決めた。2007年以来の決勝戦進出。初優勝を目指し、東海大菅生と戦う。
準々決勝では注目が高かった清宮のいる早稲田実を破って、4強入りした八王子。勢いそのままに創価の1年生投手、菊地を攻めて2回までに3点を先取。3回に同点に追いつかれたが、4番の保條が4安打するなど、13安打に足を絡めて、得点を重ねた。
一方、早実打線を抑えた2年生左腕の早乙女は5回4失点だったが、同学年の右腕・米原が4回1失点と創価打線を抑えた。対する創価も1、2年生を中心に粘り強い野球を展開した。
9年ぶりの決勝進出。奇しくもその時に当たった相手は創価だった。当時も指揮を執っていた安藤徳明監督にとって2度目の決勝戦となる。第1シードの東海大菅生、第2シード八王子による西東京の決勝戦は27日に神宮球場で行われる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count