競技の垣根越えた「クロス・プロモーション」 新たなスポーツ文化創出に?
日本ハムとコンサドーレ札幌の交流も
最近はボールパークで海外サッカーの試合が開催することも多く、スタジアムでも競技の垣根を越えた興行が展開されている。
ちなみに北海道では、札幌ドームがファイターズだけでなく、サッカーJ2・北海道コンサドーレ札幌のホームグラウンドとしても活用されている。そして2015年には北海道でもコンサドーレ、ファイターズ、そしてレバンガが3つのプロスポーツを楽しめるセットチケットを販売した。そして今シーズンの4月27日にはコンサドーレに所属する小野伸二選手がファイターズ戦で始球式を投げるなど、更なる交流を深めた。
8月5日からはリオデジャネイロオリンピック、9月7日からはパラリンピックが開幕。そして2020年の東京へと続いていく。最大のスポーツの祭典は競技の垣根を超え、世界中の人々がアスリートのパフォーマンスに一喜一憂する。
2020年、さらにはそれ以降も競技の垣根を越えた盛り上がりを日本で創造するためにも、まずはパ・リーグを中心に新たなスポーツ文化の形を彩っていくようなクロス・プロモーションを今後も期待していきたい。
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
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「パ・リーグ インサイト」新川諒●文