急激な進化を遂げる“打者”大谷翔平 栗山監督は起用打順に秘策あり?

大谷の理想の打順について「オレの野球勘の中では違うパターンがある」と指揮官

 一方で、先日、栗山監督は大谷の理想の打順について、こう明かしている。

 「翔平の打順というのは、オレの野球勘の中では違うパターンがある。ここだ、と思うところがある」

 ここまで大谷は2番、4番でのスタメンはない。ファンの期待は当然「4番・大谷」の誕生だが、かつて栗山監督は、長年中軸を担ってきた稲葉篤紀を2番に置くなど「攻撃型2番」を重要視してきた。具体的な打順については言及しなかったが、「4番・大谷」でも「2番・大谷」でも興味深い打順と言える。

 右手マメをつぶした影響で、先発投手としての復帰はまだ先となりそうだが、2日からの3位・ロッテ3連戦(QVCマリン)では野手スタメンする可能性が高そうだ。打者・大谷が何番で使われ、どのようなチーム貢献を見せるか。ペナント争いが激しくなる8月の注目ポイントとなりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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