旧知のスカウトが明かすイチローとの会話「3000本がどれほど特別か理解」
相手投手も脱帽する打撃技術
「イチローはピートの偉業にとても敬意を抱いているし、その話題について快く思っていなかった。(イチローは)3000本安打達成について話していた。彼はそれがどれほど特別なことかを理解しているよ」
その時のイチローとの会話について、ハイド氏はこう振り返ったという。数々の偉業を達成してきた背番号51にとっても、3000本という数字はやはり特別なもののようだ。
記事ではさらに、4日(同5日)にドジャースの前田健太と投げ合った右腕チャットウッドのコメントも紹介。自身がエンゼルスでプレーしていた時に対戦した経験を振り返り、「僕が言えることは、彼のバットはそこまで太くは見えないが、彼はボールを上手く捉える。最善の方法は彼のバランスを崩すことだ。高めにボールを投げるんだ。それでも彼はヒットにしてしまうけどね」と脱帽したという。
コロラドでも、イチローの1打席1打席に注目が集まる。高地にあることで知られるクアーズ・フィールドで歴史的瞬間は訪れるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count