旧知のスカウトが明かすイチローとの会話「3000本がどれほど特別か理解」

クアーズ・フィールドで歴史的瞬間は訪れるか

 メジャー通算3000安打まで「2」と迫っているマーリンズのイチロー外野手。ここにきて11打席連続&7試合連続無安打と足踏みが続いているが、史上30人目の偉業は目前に迫っている。イチローが渡米した際に交渉を担当したマリナーズのスカウトは、米メディアに対して「彼にとって大変意味のあること」と感慨深げに明かしている。

 MLB公式サイトは「マイル・ハイ・マイルストーン イチローはデンバーで3000安打へ」と題した特集記事を掲載。その中で、マリナーズのアジア・オーストラリア地域のスカウトで、イチローが16年前にオリックスからマリナーズにポスティングシステム(入札制度)で移籍した際に交渉を担当したテッド・ハイド氏のコメントを紹介している。

 ハイド氏は取材に対して「これは彼にとって大変意味のあることだ」と話している。イチローと親しい間柄にあるというハイド氏は、6月上旬にアリゾナ州のフェニックスで「一緒に時間を過ごしたことがあった」という。記事では、「イチローの日米通算安打でのピート・ローズが持つMLB通算4256本の記録を超えることに関する議論がなされていた頃だ」としている。

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