日本ハム大谷翔平が首位相手に見せた圧倒的な存在感
依然としてソフトバンク有利も…
球宴前の7月中旬に右手中指のマメをつぶし、その影響で後半戦はまだ先発のマウンドに立てていない大谷。これまで日曜日の登板が多かった右腕だが、7日も打者に専念することが濃厚だ。今季16本の本塁打のうち、8本をソフトバンク相手に放っている。すでに投手としても超一流の実力を発揮しているが、ソフトバンクからみれば、打者・大谷も脅威の存在といえるだろう。
これでゲーム差を再び5に戻した日本ハム。マジック点灯を阻止し、大事な3連戦の勝ち越しを7日にかけることになる。
「高梨さんがいい投球をしていたので、何とか勝ちたかった。明日につなげることができて良かった。明日が大事だと思うので、何とか必死に取りにいきたい」
依然としてソフトバンクの優位は揺るがないが、6、7月に球団新の15連勝を記録した爆発力が日本ハムにはある。奇跡の大逆転のためにも、負けられない一戦。大谷の打撃に、大きな期待がかかる。