ホークス工藤監督、ハムアレルギーにも「やり返していけばいい」
「また次までに差を開けて」と裏腹なジョークも
これで日本ハムとの対戦は4カード連続の負け越しとなった。深刻なハムアレルギーにも指揮官は前を向く。
「負け越してはいるけど、チャンスはあったわけだし、全部が全部マイナスというわけじゃない。まだ対戦はあるから、やり返していけばいい。選手たちは同じピッチャーにやられて悔しい思いもあるだろうし、『次は絶対に攻略してやるんだ』という強い気持ちをもってくれたらいい」
最後は、前回の直接対決が終了した時点(7月31日)のゲーム差について触れ、「前回終わった時と同じじゃん(実際は前回終了時が3ゲーム差、今回終了時が4ゲーム差)。また、次にやる時までに差を開けとけばいいんでしょ」と、「やり返す」という言葉とは裏腹なジョークで締めくくった。
どちらが指揮官の本音なのかはわからないが、今は“どちらも本音”と受け取った方がいいのかもしれない。
【了】
藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura