【高校野球】作新・今井が今大会最速151キロで“BIG3”へ待った 13奪三振完封ショー
作新エース今井が4安打完封
12日に行われた第98回夏の甲子園大会6日目第3試合で、栃木・作新学院が香川・尽誠学園を3-0で下した。作新学院エースの今井が4安打、13奪三振を挙げ、見事完封勝利した。
スピードガン表示に満員のスタンドは揺れた。今井が2回に150キロを計測。場内がどよめくと、すぐに151キロが2球出た。ピンチの時には力を入れたストレートで打者を仕留め、あとは緩急をうまくつけて、相手打線を操った。
打線は主砲の入江が7回に左翼席へ豪快にソロを運ぶなど2安打2打点の活躍で勝利に貢献。6年連続の出場を白星で飾った。球速だけでみれば今井は、横浜・藤平、履正社・寺島、花咲徳栄の左腕エース高橋らBIG3よりも速かった。プロ注目右腕が存在感を示した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count