【高校野球】ここ10年の夏の甲子園勝利数ランクトップ10、1位に輝いたのは?
ここ10年で躍進を遂げている県は?
このように出場校が100校を超える激戦区が上位を占めるなかに割って入ったのが3位タイの沖縄。10年に優勝した興南をはじめ、浦添商、沖縄尚学、八重山商工が全国の舞台でも上位に進出する活躍を見せた。
近年、進境著しい東北地方をリードする両雄・青森県と宮城県はともに17勝で6位タイ。全国で活躍する八戸学院光星や仙台育英の存在が県全体のレベルを引き上げているようだ。データ的に見ても、東北勢悲願の初優勝は、いつ起こっても不思議ではない。
また、北信越からは新潟県が10位タイにランクイン。夏の甲子園の通算勝利数ランキングは27勝で全国45位だが、約半数の13勝をこの10年で挙げ、躍進を遂げていることが分かる。
一方、意外に勝ち星が伸びなかったところでは広島県(10勝/19位タイ)、福岡県(9勝/25位タイ)、埼玉県(6勝/35位タイ)、茨城県(4勝/45位)、香川県(2勝/48位タイ)など。また、夏の通算勝率ランキングで2位の愛媛県も7勝(32位タイ)にとどまっている。
(記事提供:高校野球ドットコム)
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大平明●文
http://www.hb-nippon.com/column/1573-suko/10824-20160716no