なぜ大谷翔平は投手で復活しないのか? 日本ハムの現状を検証

投手復帰への障壁となる3つの現状とは…

1.打者・大谷翔平の好成績

 今季は打者としては65試合に出場。打率.348、80安打、19本塁打、50打点。キャリアハイを軒並み更新する勢いで、OPS1.114を記録する。

 さらに、大きなストライドを生かして7盗塁を決める俊足。好判断も兼ね備えるなど、走塁でもチームを引っ張っている。今では両リーグ初の“例外規定”での首位打者の可能性も出てきているなど、主軸打者として十分すぎる活躍を見せている。

2.打線の不振

 チーム成績が上向きだした5月から3ヵ月連続でチーム打率.270以上を記録してきたが、8月は打率.245と低迷。7月には1試合平均4.76得点を挙げたが、8月は平均3.44得点にとどまっている。主力打者の8月の打撃成績は以下の通りだ。

・西川遥輝:打率.371、0本塁打、1打点
・中田翔:打率.243、2本塁打、15打点
・田中賢介:打率.233、0本塁打、3打点
・陽岱鋼:打率.246、0本塁打、4打点
・レアード:打率.221、3本塁打、11打点
・中島卓也:打率.103、0本塁打、1打点

 打撃好調なのは1番・西川ぐらい。2番打者は中島、近藤健介、杉谷拳士、浅間大基ら日替わりで打っている。打率.389と好調だった岡大海が右太もも肉離れで、4日から2軍調整中なのも痛い。つまりは西川以外、8月に打率.333、6本塁打、14打点を記録する大谷に頼らざるを得ないのが現状だ。

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