なぜ大谷翔平は投手で復活しないのか? 日本ハムの現状を検証

密接に関わる打線の調子、ソフトバンク撃破に欠かせない大谷の投手力

3.二刀流調整

 大谷の二刀流は故障をさせないことが大前提。今季は5月下旬から6週連続でリアル二刀流として起用されたが、基本起用法は火、水、木曜に野手で出場。金曜から投手として調整し、日曜に登板してきた。登板に備えさせるとなると、週末のカードでは欠場。打線の得点力が低下する。

 大谷の投手復帰へは、打線の復調が欠かせない。ただ、ポストシーズンを見据えても、日本最速163キロの剛速球を持つ剛腕が、投手としても欠かせない戦力なのは間違いない。ソフトバンク撃破、リーグ制覇に燃える栗山英樹監督が、今後どのような決断を下すのか注目だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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