メジャーで前代未聞のハプニング クラブハウス内の喧嘩で脳震とうDL入り

バトラーは取材拒否、バレンシアは「クラブハウス内で起きたことは門外不出」

 球団公式サイトによれば、バトラーがメディア対応を拒否した一方で、バレンシアは「クラブハウス内で起きたことは門外不出」と事件の真相を語らず。「彼は単なるチームメイト。リスペクトしているし、彼もそう思っていてくれることを願う。それだけだ」と言葉少なだったという。また、バレンシアによれば、喧嘩をして以降、2人はまだ言葉を交わしていないそうだ。

 ロイヤルズでデビューしたバトラーは、2014年に青木宣親とともにワールドシリーズ進出を牽引した選手の1人。同年オフにフリーエージェントとしてアスレチックスに移籍していた。ツインズでデビューしたバレンシアは7年間で6チームを転々とし、アスレチックスには2015年途中にブルージェイズからトレード移籍してきた。

 アスレチックスは、22日終了現在、53勝72敗と大きく負け越している。球団公式サイトによれば、チーム内の和が乱れていることは昨シーズンからの問題で、オフに改善に取り組んだようだが、黒星先行のシーズンで再びチームの雰囲気は悪くなっていたようだ。今回の一件はそれを象徴するような出来事で、デービッド・フォーストGMは記事の中で「よくないこと。今後も改善に努めていきたい」と話している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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