夏の甲子園優勝投手たちの現在地 彼らはあの輝きを再び取り戻せるか?
日本復帰後初の1軍登板を目指すSB松坂は2軍戦で実戦復帰
そして、最後に挙げるのは、WBCで2大会連続MVP、西武(当時)、ボストン・レッドソックスと日米で結果を残してきた福岡ソフトバンク・松坂投手だ。昨年、日本球界復帰を果たしたが右肩の手術もあって1軍未登板。今季は3月16日に古巣・埼玉西武とのオープン戦で先発するも、その後は2軍での調整を余儀なくされる。5月中旬には右手の違和感でさらに実戦登板から遠ざかった。それでも、8月25日のウエスタンリーグ・広島戦では6回から登板。1回を3者凡退に抑える好投を見せ、復活への再スタートを切った。
現在の福岡ソフトバンクでは同学年の和田毅投手が先発の柱としてチームをけん引している。「松坂世代」のトップを走り続けてきた者として、移籍後初となる1軍登板に向け、しっかりと前を見据えている。
あの輝きを再び…。4人の甲子園優勝投手はそれぞれの戦いに勝利すべく、日々汗を流す。
(記事提供:パ・リーグ インサイト)