イチロー、単独26位浮上 MLB公式サイトも速報「次の歴代記録は3023安打」

マルチ安打で勝利に貢献、通算3021安打で歴代単独26位浮上に「新たな業績」

 マーリンズのイチロー外野手は7日(日本時間8日)、本拠地でのフィリーズ戦に「2番・左翼」で先発し、今季24度目のマルチ安打を記録した。5試合連続安打でメジャー通算3021安打として、ラファエル・パルメイロを一気に抜いて歴代単独26位(球団発表の大リーグ公式記録)に浮上。チームを6-0の勝利に導いた背番号51の活躍について、MLB公式サイトも速報で「新たな業績を達成」とレポートしている。マーリンズは連敗を「5」で止めた。

 イチローは初回にいきなり魅せた。1死走者なしの場面で相手先発ヘリクソンのチェンジアップを右翼線へライナーで運ぶと、俊足を飛ばして“スタンディングトリプル”。続くプラドの遊ゴロで先制のホームを踏んだ。2点リードで迎えた5回の第3打席は、無死一、二塁のチャンスで速球を捉え、鋭いライナーで三遊間を抜く左前打。満塁へとチャンスを広げ、プラドの犠飛を呼びこんだ。

 マルチ安打の活躍について、記事では「マーリンズのイチロー・スズキ外野手は水曜日にマーリンズパークで2安打を記録し、その過程で新たな業績を達成した」とレポート。背番号51は試合前に1安打差に迫っていた歴代26位のラファエル・パルメイロの記録(3020安打)に並び、そして一気に抜き去った。

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