イチローの「静かな退団」心配するファンに米記者回答「私は本気で残留予想」
来季43歳の年齢に「疑問点」も「価値をもたらすことができる」
イチローは昨年、マーリンズと新たに1年契約を締結。来季2017年の契約に関しては球団が選択権を持っており、行使されれば年俸200万ドル(約2億600万円)の1年契約となる。フリサロ記者はこのオプションが高い確率で行使されると見ているようだ。
また、同記者は「留意しなければいけないが、イチローは10月22日に43歳になる。彼にどこまで力が残されているのか、球団内の疑問点となるかもしれない」と残留が決定事項ではないことを強調しつつも、「私はイチローが成績以外にも価値をもたらすことができると考えている。酷使しなければ、彼は活躍できることを証明している。第4の外野手として、イチローが来年もマーリンズに所属すると私は本気で予想している」と綴っている。
今季42歳で迎えたイチローは走攻守で高いパフォーマンスを見せる一方、高いプロ意識と徹底した体調管理で有望な若手選手のお手本にもなっている。背番号51の来季を心配するファンにフリサロ記者は「残留」濃厚との見方を示したが、去就決定は果たしていつになるのか。今後の動向が注目される。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count