青木宣親、来季もマリナーズ残留? GMが高評価「構想から外れたことない」
メジャー昇格後は打率.333と大活躍で1番打者に定着
メジャー昇格後は打率はもちろんのこと、出塁率.381、長打率.488という好成績。昨季までのメジャー4年間の通算打率(.287)、出塁率(.353)、長打率(.386)と比較してみても、今季7月以降の成績がいかに優れたものかが分かるだろう。打撃面での大きな飛躍について、青木は「(マイナーで)いろいろなことを変えました。1つだけではないんです。バットも変えたし、ヘルメットも変えた。ボールの見方も変えたし、あらゆることを変えました」と通訳を介して説明したそうだ。
思い切った変革に取り組んだ効果は覿面だ。記事によれば、ディポトGMは「素晴らしい働き。(2017年の)構想から外れたことはない。3Aに送った時も、プレーさせ続けるから、その結果を見てみようと話した」としたそうで、ショック療法とも言えるマイナー降格がプラスに働いたことを喜んでいるという。
昨オフに結んだ青木の契約には、2016年の1年契約に加え、今季480打席立てば、来季契約の1年500万ドルが自動更新されるオプションがついている。現在424打席で残り14試合。毎試合出場すれば達成できる数字だが、記事では「万が一、条件に届かなくても、昇格後の活躍は期待以上で、チーム内で再契約の意向は高まっている」としている。
契約自動更新の条件をクリアできるのか否か。残り14試合で、さらに強烈な存在感を見せつけたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count