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“つなぎ役”の西武外崎、2軍で本塁打量産 理由は「“呪縛”を解いた」から!?

呉念庭が1軍の遊撃で活躍、燃え盛るライバル心「負けたくない」

「誰のだろう?」と思い、自主トレ仲間に訊ねたが、全員「自分のではない」という。「じゃあ、使わせてもらおう」思い、初めてのバットで打席に立つと、見事に結果が出た。それが、他でもない、8月28日の巨人戦。つまり、本塁打ラッシュの始まりとなった試合だったのである。たまたま、先輩・鬼﨑裕司も過去に同モデルを作り、余っていたため、1本譲り受けた。その貴重な1本を早速契約メーカーに渡し、発注をかけたことは言うまでもないだろう。

「(グリップが)タイカップで、前に使っていたものより芯が太い」。思いもよらぬ形だったが、今の自分にベストな相棒と出会えたことで、さらに自信を持って打席に集中できるようになったのである。

「正直、今、この調子の良い時に1軍でどれだけ通用するかを試したい気持ちはあります」というのが本心だ。だが、1軍も残り5試合となっているだけに、チャンスが巡ってくる可能性は決して高くはないことも重々承知である。それでも、モチベーションが切れることは決してない。1つ下の呉念庭が遊撃でレギュラーを掴みつつあり、ライバル心は燃え盛る一方だ。「負けたくない」。これから始まるフェニックスリーグ、秋季キャンプでの猛アピールへ向け、着々と爪を研ぐ。

 シーズン修了時、イースタン・リーグで打率3割を残せているか。まずは、自らに課したノルマ達成がテーマだ。

【了】

上岡真里江●文 text by Marie Kamioka

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