1年目で16勝の前田健太、MVP級の成績残す同僚いなければ新人王候補筆頭!?
前田は「ドジャースの投手陣に相次いで悲惨な出来事が起きた」中で奮闘
そして、2位で登場するのが前田だ。シーガーほどではないものの、新人離れした活躍を続けており、故障者続出のドジャースでただ1人、先発ローテーションを守り抜いてきた。
16勝目を挙げた21日(同22日)のジャイアンツ戦の直前のデータを紹介しているこの記事では「今シーズン、ドジャースの投手陣に相次いで悲惨な出来事が起きた」としながら、しかし、28歳右腕のマエダは29試合に先発している。防御率は3.24、K/BBは3.67。先発登板した29試合中、22試合は3点以上を許していない」と紹介。前田の抜群の安定感を称えている。
3位以降は、63試合出場ながら打率.342、12本塁打、35打点のトレア・ターナー外野手(ナショナルズ)、104試合出場で打率.303、16本塁打、61打点のアレドミス・ディアス(カージナルス)と続き、開幕から驚異的なペースで本塁打量産も負傷離脱して97試合出場で打率.272、27本塁打、72打点に終わったトレバー・ストーリー(ロッキーズ)が5位となっている。
シーガーが頭抜け出していることは確かだが、前田も新人離れした成績を残し、ドジャースの首位快走に大きく貢献。日本人1年目トップとなるダルビッシュ(2012年)の16勝にも並んでおり、次回登板では記録更新にも期待がかかる。そして、最高のデビューイヤーを最後はワールドシリーズ制覇で締めくくりたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count