コロン、急逝のマ軍エースを思い被弾後にマウンドで静止「なんという光景」
マーリンズ社長は「昨日投げていたら、運命は変えられたかもしれない」
一方で、地元紙「マイアミ・ヘラルド」は、マーリンズのデビッド・サムソン社長が「もし予定通り日曜日にフェルナンデスが登板していたらどうなっていたか、思いを巡らしていた」と紹介。フェルナンデスは当初、25日に先発予定だったが、プレーオフ進出の可能性が低くなったため、翌26日に変更されていた。
「ずっと考えてたよ。昨日(日曜日)投げていたら、運命は変えられたかもしれない。すっと考えているんだ」
こう話すサムソン社長の声は、次第に小さくなっていったと同紙はレポート。記事の中では「試合前に行われたセレモニーで、マーリンズ選手は人目を憚らず涙を流した。スポーツイベントと言うより、告別式の様な雰囲気だった」とも言及している。
深い悲しみの中で行われた試合。「マイアミ・ヘラルド」は、ゴードンの先頭打者弾が「いくらか癒しをもたらした」と伝えている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count