4年ぶりVの日ハム栗山監督、1安打完封の大谷に辛口“封印”「最高でした」
最大11.5ゲーム差大逆転に「諦めていなかった」
――今季、ここまでを振り返り、ホークスと離れ、非常に苦しい前半戦だった。どんな思いで進めていったのですか。
「今年は我々も苦しかったけど、日本全国いろんな災害があった。特に北海道は来ないはずの台風であれだけの皆さんが苦しまれている姿を見た時に、我々が絶対に苦しいと言ってはいけないと思ってやってきた。そういった皆さんが最後まで諦めるなと、力をもらいました。ですから本当にファイターズの選手の頑張りではありますけど、北海道のみなさん、ファイターズを応援してくれたみなさん、力で我慢でき、勝ち切れたと思っているので本当に感謝しています」
――6月には一時最大11.5ゲーム離されました。監督はどんな思いだったのですか。
「僕自身はずっと言ってきましたけど諦めていませんでした。それを教えてくれたのはファイターズの選手たちでした」
――怒濤の15連勝 球団新記録を作りました。選手の成長した部分はどんなところですか。
「すべての面で進化してくれたし、まだまだ、ここから大きな勝負ありますけど、僕がということではなく、一人一人の選手が一番手応えとして、この世界でやっていける、勝負ができるんだという進化を見せてくれたので、夏場くらいからはほとんど僕は何も言ってないので、その成長を見ているだけに……。ただ、最後どうしても勝たせたかったと思ったので、よかったです」