パ・リーグ全球団の2016年シーズンの戦いぶりを振り返る
優勝の北海道日本ハムは、リーグ全5球団から勝ち越し
パ・リーグは5日で、2016年のレギュラーシーズンの全日程を終えた。順位はすでに確定しており、北海道日本ハム、福岡ソフトバンク、千葉ロッテがAクラスとして、クライマックスシリーズを戦っていく。この日確定した個人タイトルと照らし合わせながら、各チームの戦いぶりを振り返りたい。
劇的な大逆転。最大11.5ゲーム差をひっくり返しての優勝を果たした北海道日本ハム。シーズン中の15連勝や、シーズン87勝はいずれも球団記録。パ・リーグ全5球団から勝ち越すなど、勢いは衰えぬまま、最後まで駆け抜けた143試合だった。
個人記録では、レアード選手が39本塁打で自身初の最多本塁打者賞、主砲の中田選手が110打点で自身2度目の最多打点者賞、宮西投手が42HP(ホールドポイント)で最優秀中継ぎ投手賞に輝いた。
そして、規定打席、規定投球回には達していないものの、二刀流として22本塁打、10勝を記録した大谷選手の存在が際立ったシーズンだった。