SB内川、9月度月間MVP受賞 「毎打席打とうと思ってやっていた」
2年ぶり打率3割には「正直そこに興味がなかった」
ソフトバンクの内川聖一が、パ・リーグ打者部門の9月度月間MVPを受賞した。内川の9月度月間成績は、23試合で打率.347、33安打、26打点。これらは、いずれもリーグトップの成績。内川の月間MVP受賞は横浜時代を含めて通算5度目となる。
「受賞できたことはすごくうれしく思いますし、光栄なこと。(9月は)チームが優勝を目指した月だったので、優勝できなかったことがやっぱり残念ですね。毎試合(調子が)良くても悪くても、毎打席打とうと思ってやっていたので、それがいい方向に向かってくれたのかなと思っています。ヒットの本数は自分でやったことですが、打点はそれだけ前にランナーがいてくれたということの証。周りに感謝しなきゃいけないなと思います」
9月のソフトバンクは、柳田悠岐の骨折をはじめ、細川亨の足の故障、和田毅の左肘の違和感、今宮健太の右肘の痛みなど、怪我人が相次いだ。内川もまた腰の痛みや打撲、裂傷など満身創痍の状態でプレーし続けた結果、好成績を挙げて2年ぶりの打率3割到達を成し遂げた。