マー君も驚いたド軍エースの緊急登板 カーショーMLB初セーブに現地も驚嘆
h2>「野球はなんて神秘的でアメイジングなのか」
右腕はここを無失点で切り抜けると、8回も零封。9回もマウンドに上がり、先頭ターナーを空振り三振に斬った。しかし続くハーパー、ワースと連続四球で1死一、二塁に。この窮地でドジャースベンチがマウンドに送り込んだのがカーショーだった。
エース左腕はこのシリーズの第1戦と第4戦に先発登板。この日は7回途中で110球を投じた第4戦(現地11日、日本時間12日)から中1日での緊急登板となった。登板の直前は、ヤンキース田中将大投手が自身のツイッターで「カーショウ投げるのかっっっ!?!?」「キタっっっ」と驚きの声を漏らしたほど。
この場面で3度のサイ・ヤング賞受賞経験がある左腕は貫録の投球を披露。マーフィーを二飛に打ち取ると、続く代打ディフォを空振り三振に仕留めてマウンド上で大きくガッツポーズを作った。
この登板は米国内でも大きな話題となり、MLB公式の動画サイト「Cut4」は「クレイトン・カーショー、2006年マイナー以来のセーブを挙げる」との見出しでレポート。左腕にとって2006年のマイナーで挙げて以来のセーブで、メジャーでは初となったことを紹介した。また、マイナーでセーブを挙げた際に捕手を務めていたのが現守護神のジャンセンだったことにも触れ、「野球はなんて神秘的でアメイジングなのだろうか」と伝えた。