セCS第4戦の勝敗を分けた初回6点 元捕手は今永に同情「球審が酷かった」
CSの結果は大きな自信に、田中の状態は「チームにとって心強い」
「ただ、状態は間違いなくいいので、CS初戦のような気持ちになれば、すぐに良くなるとは思います。一時は打率9割になったわけですから。守備率のような数字ですよね。実際にそういう結果が出ていたということは、本人にとって自信になると思います。日本シリーズはどちらが来ても強いチームなので、1番打者がああいう状態で臨めることは、チームにとって心強い」
日本ハム、ソフトバンクともに投手力は高いが、リードオフマンの出来がカギを握ることは間違いないだろう。
また、最後まで田中を封じることが出来ず、敗退が決まったDeNAだが、野口氏は「第4戦は7-2でDeNAが勝っていた試合です」と同情する。
「球審のジャッジがあまりにも酷かった。今永とDeNAがかわいそうでした。初回先頭の田中へのラストボールも、完全にストライクでしたが、ボールと判定されました。ストライクゾーンに入っていた球が、ことごとくボールと判定された。今永は気の毒としかいいようがありません。球審が試合を壊してしまった。あれでは、1イニングに6点を取られますよ。
相手も同じ条件という意見もあるかもしれませんが、忘れてはいけないのは、岡田はそういう投球スタイルではないということです。ボールの勢いやキレで勝負して、甘いコースでも抑え込んでくタイプ。DeNAはラストゲームでこうなってしまって、本当に気の毒です」