元G育成右腕、最年少マイナー契約選手も…BCリーグで今オフ引退の選手たち
BCリーグ各球団は28日時点で計24選手の任意引退発表
独立リーグのルートインBCリーグの各球団は29日までに今季限りで任意引退となった選手を発表している。10月は28日時点で全8球団で24選手となった。
新潟アルビレックスBCでは元巨人育成選手の雨宮敬投手(29)が引退を決断。山梨学院大から新潟に加入した右腕は2011年のドラフトで巨人から育成5位指名を受けて入団。ストレートの力強さを発揮したが、課題である変化球の精度が上がらず、14年のオフに戦力外となった。
その後、新潟に復帰していた雨宮は球団を通じて「今年を最後に現役を引退することになりました。新潟アルビレックスBCでは4年間お世話になり、またNPBを経験する機会もいただき、とても感謝しております。今回は自分なりに色々考え、悩んで出した答えです」とコメントを寄せている。
また信濃グランセローズでは島袋涼平投手が引退。日本人の父とアルゼンチン出身の母を持つ27歳は高校を中退した後の2006年、日本人として史上最年少となる16歳でブレーブスとマイナー契約を結び話題となった。しかしメジャー昇格は果たせず、2010年には日本の独立リーグへ。今年、信濃と契約したが、今季限りで引退となった。
28日時点で任意引退が発表されている選手は以下の通り。