「周りと比べたら全然食べてない」 西武2年目高橋光成が語るプロの食生活
プロ2シーズン目は「ふがいない結果」、現在の課題は…
――プロに入って、今までと一番変わったところは?
「野球にかける時間が増え、野球を深く考えられるようになりました。高校の時は勉強もありましたが、今は1日中、野球が出来ます。『野球で仕事している』という意識を強く持つようになりました」
――高校時代、得意な勉強は何でしたか?
「全部得意でした」
――2年目(22登板で4勝11敗、防御率4.42)のシーズンはどうでしたか?
「ふがいない結果でした。課題も見つかったので、すでに来年に向けて取り組んでいます」
――課題とは、具体的にどんなことですか?
「フォームの安定性と、体力面です。走り込みが必要だと思います。たくさん投げ込んで、フォームも固めていきたいと思っています」
――球の速さにこだわりはありますか?
「スピードだけでなく、質のいいボールを投げたいと思っています」
プロ2年目は2年連続で完封勝利を挙げた一方、6月8日の巨人戦から自身8連敗を喫するなど、苦しい時期も経験した。3年目の来季はさらなる飛躍を遂げることができるか。19歳の進化に期待したい。
【了】
篠崎有理枝●文 text by Yurie Shinozaki