5位転落のヤクルトに世代交代の波 松坂世代の剛腕&柱のベテランが戦力外
13年目の捕手も戦力外、マートンのタックルで離脱も
○寺田哲也
プロ2年目、通算3試合登板、0勝1敗、防御率10.80
14年ドラフト4位でヤクルト入り。1年目の15年に1軍デビューし、今季は4月6日の広島戦で先発したが、2回途中6失点でプロ初黒星。その後の1軍登板はなく、戦力外通告を受けた。
○木谷良平
プロ5年目、通算52試合登板、7勝9敗、防御率5.61
11年ドラフト2位でヤクルト入り。13、14年と先発、中継ぎとして20試合登板以上を記録したが、15年は2試合登板、16年は1試合登板と奮わず。戦力外通告を受けた。現役続行を希望している。
○田中雅彦
プロ13年目。通算220試合出場、打率.219、1本塁打、24打点
03年ドラフト4巡目でロッテ入り。09年まで打力と俊足を生かすため二塁手、三塁手としての出場が多かった。11年30試合、12年50試合と出場試合数を伸ばし、13年に交換トレードでヤクルト入り。正捕手・相川亮二(巨人)の故障もあり先発マスクをかぶる試合も多かったが、5月12日の阪神戦でマートンからタックルを受けて離脱。14年は1軍出場なし、15年は6試合出場にとどまった。16年は1軍出場はなく、戦力外通告を受けた。
○松井淳
プロ7年目。通算78試合出場、打率.265、5本塁打、16打点
09年ドラフト5位でヤクルト入り。12年は46試合出場して、楽天・田中将大(ヤンキース)西武・牧田和久、広島・今村猛らから本塁打を放つなど打率.287、5本塁打、15打点と活躍。翌13年は開幕スタメンに名を連ねたが、度重なる故障で11試合出場止まり。今季は2試合出場にとどまり、戦力外通告を受け現役引退を表明した。