再建進めるヤ軍、田中将大のトレードも? 米メディア「議論する人は賢い」
来季終了後に契約破棄の権利を持つ田中は今が売り時?
田中の契約には、メジャー4年目となる2017年シーズン終了後に契約を破棄してフリーエージェント(FA)となれる条項が盛り込まれている。クオリファイング・オファーを出せば、見返りに移籍先の球団からドラフト指名権は得られるものの、動向は田中の来季成績と決断次第となる。もちろん、FAとなっても再契約の可能性は残されるが、契約条件は上がることになる。それだけに、見返りとして他球団の若手が獲得できる今オフが売り時という考えもあるという。一方、田中が全球団に対してトレード拒否権を保有しているという事実もあり、移籍が実現するかは分からない。
また、ベタンセスは実力抜群だが、今季まで3年連続70試合以上に登板。シーズン毎に成績を下降させているいるために「トレード要員としての価値はこれ以上、上がらない」と記事では分析している。
ニューヨークメディアからは、今季の力投で「エース」と認められた田中。優秀な先発投手が“枯渇”している今オフのFA市場で、ストーブリーグの大きな目玉になる可能性はあるのだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count