日本球界復帰の日ハム村田透は輝けるか 主な“逆輸入投手”の成績は?
マック鈴木はメジャーで100試合以上、大家は200試合以上に登板
◯マック鈴木(高校→MLB→NPB)
MLB通算 117試合登板、16勝31敗、防御率5.72
NPB通算 53試合登板、5勝15敗1セーブ、防御率7.53
高校中退後に渡米。19歳シーズンの94年にマリナーズとマイナー契約し、96年に村上、野茂英雄に続く日本人3人目のメジャーデビューを勝ち取った。2000年にロイヤルズで29試合に先発し、8勝10敗、防御率4.34の成績を残すなど、メジャー通算6シーズンで117試合に登板。02年のドラフト会議でオリックスから2巡目指名を受けて入団。03年にNPBデビューを果たすも、同年は29試合登板(19試合先発)で4勝9敗1セーブ、防御率7.06と低迷するなど結果を残せず、2年で戦力外となった。その後、メキシコリーグや台湾リーグでプレーした。
◯大家友和(NPB→MLB→NPB)
MLB通算 202試合登板、51勝68敗1ホールド、防御率4.26
NPB通算 63試合登板、8勝17敗、防御率5.23
93年のドラフト会議で横浜にドラフト3位指名を受け、京都成章高から入団。5シーズンで通算34試合に登板し、1勝2敗の成績を残したが、98年シーズン終了後に球団が米球界挑戦を了承したため、レッドソックスとマイナー契約。1年目の99年にメジャーデビューを果たした。01年途中にトレードでエクスポズに移籍し、02年に13勝8敗(防御率3.18)、03年に10勝12敗(同4.16)と先発ローテの一角として活躍。5球団を渡り歩き、計10シーズンで202試合に登板した。10年に横浜と2年契約を結び、12年ぶりに日本球界復帰も、2年間で7勝15敗に終わり、戦力外となった。