上原浩治、ジャイアンツ移籍の可能性は? 米メディア「制球は素晴らしい」
上原は「お買い得な選択肢と言える層の選手」
「SBネーション」は上原と同じくレッドソックスからFAとなったブラッド・ジーグラーを獲得候補の一人として「実績あるクローザーとしては、派手ではない。しかしお買い得な選択肢だ」と評価しているが、上原についても「ブラッド・ジーグラー同様に派手ではないが、まったくもってお買い得な選択肢と言える層の選手だ」としている。
「彼は42歳を迎え、決して完璧なシーズンを過ごしたわけではない。しかし、9イニング換算で12.1奪三振を記録し、コマンド(制球力)は相変わらず素晴らしいの一言に尽きる」
今季は右胸筋を痛めて途中離脱したものの、2013年のキャリアハイ(12.2)に迫る奪三振率12.1をマーク。与四球率2.1は昨季(2.0)を下回りわずかにキャリアワーストだが、優秀な数字であることに変わりはない。ジャイアンツが獲得すれば、ブルペンで貴重な存在となるだろう。
記事では、上原、ジーグラーの他に、トレードの可能性も含めてグレッグ・ホランド、ショーン・ドゥーリトル、アレックス・コロメ、ウェイド・デービス、ジェイク・マギー、ネフタリ・フェリス、ホアキン・ソリア、デビッド・ロバートソンの名前を補強候補として挙げている。
上原が現在のジャイアンツにフィットする戦力であることは確かなだけに、今後、動きが出る可能性もありそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count